湘南藤沢市民マラソン2019

2019.1.27(日)
2年連続2回目となる湘南藤沢市民マラソンを走ってきました。

この大会の特徴はズバリ、絶妙な距離(種目)と風光明媚なコースだ。
10mileという国内でも珍しい距離設定。「10kmは短いしハーフだとちょっと長い…」そんなワガママ☆なアナタのリクエストにも応えられます。そう、10mileならね。

そして神奈川県でも屈指の景勝地である江ノ島をスタート/フィニッシュに設定し、冠雪した美しい富士山と雄大な相模湾を臨む国道134号線を折り返すフラットな高速コース。

というわけで結果です。

1:03'11"(グロス)
1:03'06"(ネット)

正直なところ結果には全然満足していない。59分台を狙っていたにも関わらず、まったくお話になっていない結果。あまつさえ去年の記録を11秒しか更新していなくて成長も見られない…。

という感じでガチで凹む結果でした。
では振り返る。


~スタートまで

スタートブロックはフィニッシュ目標タイムの自己申告で決まるため、59分台を目指す俺はBブロックに配置(ちなみにAブロックのフィニッシュ目標タイムは57分以下(3'30"/km)。
しかしリザルトを見ると57分を切っている人は例年15~20人程度しかいない。みんなどれだけ自分を過大評価しているんだよ。
来年からは自己申告じゃなくて、過去の実績(同レースのタイムやフルマラソンのタイム)からブロックを決定する仕組みにしてほしい)。

めっちゃ気合を入れて7時40分くらいにはスタートブロックに赴くもA,Bブロックは誰一人並んでいねえ(笑) ちなみにCブロック以下には20人くらいがスタンバってた。

そこそこ人が集まりだしたのでアップを切り上げBブロックの2~3列目に並ぶ。が、横から割り込んでくるやつが結構いる!
8時10分になるとブロック間のスペースを詰めてスタート位置まで移動するのだけど、そのタイミングでも沿道から割り込んでくるやつがいた(#^ω^)ピキピキ
スタート直前にマグオンを注入。


コースマップ。Cの竜宮橋付近の折り返しからがこのレース最大の難所(後述)

スタート~5km

Bブロックの先頭付近に並んでいたので号砲から6秒のタイムロスでスタートすることが出来た。それにしてもAブロックの速い人(真にAブロックに並ぶ実力を持っている人)は本当に速い。弁天橋を渡りきる前に視界から消える(笑)

そして俺の入りの1kmのラップは…3'38"/km

うん!悪いない!
あとは3'43"/kmまで落としてフィニッシュまで維持するだけでコンニチハ!59分台!
まあそれが出来れば苦労しないんだがな!!

レース序盤はちょうどいいペースの人を見つけてコバンザメ戦法をキメる作戦だったので、ちょうどいいペースで走っていたJKの後ろに付ける。見事なフォアフット走法だ。
ちなみに後で知ったのだがこのJKが女子総合で優勝したらしい。

ちょうどいいペースと思っていたけど2km~3km走ると若干ペースが遅いと感じ始める。が、前半から突っ込みすぎて後半バテるというマラソンあるあるを懸念しコバンザメをキープ。

しかし5km地点のラップが目標から40秒くらい遅れていたので本当はずっと眺めていたかったけど、しぶしぶJKのケツをかわし次のヌシを見つけるべくペースを上げる。

5kmスプリット 19'19"
(5kmまでのラップ:3'38" - 3'51" - 3'55" - 3'56" - 3'59")
2km地点でプランが崩壊しているw


5km~10km

第一折り返し(5.8km)を超えてから逆光になって眩しい…というのが原因かは分からないけど思ったようにペースが上がらず、折り返して10km地点までに20人くらいに抜かされた。
そして呼吸も荒い…。いったい俺に何が起こっている…。なんだろう、JKロスか?

いいところが全くなく第二折り返し(10.8km)を迎える。

10km地点のスプリット 39'06"
(5~10kmまでのラップ:3'59" - 3'57" - 3'58" - 4'01" - 4'02")
全然ペースがあがってねえ。それでも例のJKには抜かれなかった。


10km~15km

第三折り返し(13km)からこのレース最大の難所が2つ訪れる。

1つ目はボリュームゾーンとの合流だ。国道134号線は片側二車線の道路なのだが、第三折り返し(上図のC地点)を超えた先で第二折り返しに向かうボリュームゾーンの選手と並走することになるのだ。 そのためペースを維持できず足止めをくらう、というのが湘南藤沢マラソンあるある。

これはコースの都合上、トップで突っ走る選手ですら(たぶん)回避することが出来ない。
逆にいうと、ここをうまく切り抜けることが出来れば順位とタイムが付いてくるのだが。

一応、第三折り返しを過ぎてフィニッシュに向かう選手は追越車線(右車線)、第二折り返しに向かう選手は走行車線(左車線)を走るっぽいことになっているが、そこは参加者7,500人を数える湘南藤沢市民マラソンですよ。カラーコーンによる車線規制を超えたら追越車線にもボリュームゾーンの選手が溢れている…。ま、仕方がないよね。

そして2つ目はフィニッシュの江ノ島に向かうためにはボリュームゾーンの波を突っ切って、追越車線から走行車線に移動しなくてはならないということ。

これはマジで事故る可能性がある。
フィニッシュに向かう選手は追越車線にまで溢れているボリュームゾーンの選手との接触、そして中央分離帯の凹凸を回避しつつ走行し、折を見て走行車線に躍り出る。ランナー同士の接触や凹凸トラップにつまずくことも少なからずあるだろう。

そんな2つの難所をクリアした選ばれし勇者の前に栄光のフィニッシュゲートが見えてくるのだ。

15km地点のスプリット 58'59"
(10~15kmまでのラップ:4'00" - 4'01" - 4'02" - 3'57" - 4'00")
もはや4分台がノミナルorz


15km~フィニッシュ

15kmを超えると残りはおよそ1100m。なりふり構わず死に物狂いでフィニッシュを目指す。気合で2人ほど抜いたかな。

レース当日は思った以上に気温が上昇して、太陽も眩しくて、でも風はあまりなくて。コンディションとしては悪くなかったけど、前半から3'45"前後のペースを維持できず結局最後まで巻き返すことが出来なかった。

スプリット 1:03'11"
(15km~フィニッシュのラップ:4'12")

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そんなホロ苦い湘南藤沢市民マラソンでした。
最後にこのレースのいいね!と悪いね!を挙げておく。悪いね!は是非とも改善してほしい。

いいね!

  • 日本陸連公認コース
  • 10mileというちょうど良く半端な?距離
  • 高低差が少ない舗装路の高速コース
  • 富士山が美しい
  • 交通アクセスがいい(小田急線、江ノ電、湘南モノレール)
  • 1kmごとの距離表示&5kmごとのラップ計測

悪いね!

  • 参加人数が道路のキャパを超えている。
   →4000人くらいがストレスなく走れる定員なのでは
  • ボリュームゾーンとの合流&フィニッシュに向かうための車線変更
   →第一折り返しをもっと西に設定して、折り返しを減らすことは出来ないのかな
  • 海が近いので風の影響を受けやすい
  • スタートブロックの位置が自己申告制
  • 参加賞のTシャツがダサい
 
なんだかんだ楽しいコースなので来年も出たいと思います。

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