丹沢ケルベロス

「丹沢ケルベロス」という厨二的な言葉をご存じだろうか。

いつだれが使い始めたのは分からないけど、神奈川県丹沢山系において大倉バス亭を起点として三の塔、鍋割山、塔ノ岳をそれぞれピストンするというものだ。

そしてそのルート(軌跡)が、さながら3つの頭を持つケルベロスのようであるためこのように名付けられた…らしいです。

ちなみにその総距離は約40km、累積標高は3200m。コンプリートすると結構いい練習になります。

そんな丹沢ケルベロスに挑戦しよう、挑戦しようと思い始めて1年…。ようやく、ようやく!走ってきました!今年6月に!

・・・記事にするまでに3か月以上要したのは、まぁ仕事が忙しかったからということにしておいてください(笑)

 

ということで以下がコースの全貌。

 

そしてこれ(↓)がケルベロス。

丹沢ケルベロス。何故そう呼ばれるのか、なんとなく伝わるだろうか。 






 

標高図はこんな(↑)感じです。左が鍋割山、中央が塔ノ岳、そして右側が三の塔です。丹沢ケルベロスの正式な(?)ルートは三の塔→鍋割山→塔ノ岳の順番に往復するらしいのだけど、そもそも誰が言い出したのかも分からないコースのため各自が好きなような攻略すればいいと思います。

それではこのコースのおすすめポイントを紹介していきます。

  1. ガツンと登ってガツンと下る、を3回繰り返すのだけど、一座往復するたびに大倉バス停に戻ってくるのでトイレも補給もナーバスになりすぎなくてよい(大倉バス停にはトイレ、自販機有)。
  2. 疲れたなー、と思ったら途中(一座や二座)で辞めてもいいですし。その日のコンディションや天候と相談できるところもGood Pointですね。
  3. そして最後はトレイルが三座三様であること。丹沢ケルベロスは三の塔、鍋割山、塔ノ岳に登るんだけど、山頂までの、それぞれのトレイルが全く異なる表情を見せてくれるということが最大の魅力です。

ではその特徴ですが、まずは三の塔。風のつり橋を超えてからロードの登りがひたすら続きます。途中でトレイルに切り替えるルートもあるんだけど、(看板はあるけど)ちょっと分かりづらいので初めての方はひたすらロードを登った方が迷わないです。ヤビツ峠からの登山道と合流してからはトレイル、というか登山道が始まります。しばらく行くと結構な勾配の階段がひたすら続きます。

あとヒルにエンカウントする確率が一番高いのも三の塔の特徴ですね。

 

次は鍋割山。鍋割山は、スタートして5kmくらいまではONTAKE100のようなダラダラした登りの林道がひたすら続きます。途中で川を越えたら勾配が急になってきます(走れなくはない)。偽ピークが何度があるので注意が必要です(笑) ちなみに復路は三座の中で一番かっ飛ばせるので、タイムを稼ぐならここがポイントです。


最後は塔ノ岳。標高1491mを誇る、神奈川・丹沢山系でも登山客の多い人気のコースです。大倉バス停から山頂まで走り続けることは出来るけど(注意:十分なトレーニングが必要です)、基本的にはガッツリとした登山道です。夏の休日ともなると、早朝からハイカーが多いので追い抜くときやすれ違う時は注意が必要です。

通称「バカ尾根」と呼ばれる登りがひたすら続きます。丹沢ケルベロスに挑戦する場合は、塔ノ岳を何番目に持ってくるかが完走へのポイントになると思います。ちなみに山頂からの眺めは三座の中では塔ノ岳がイチオシです。

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というわけで丹沢ケルベロスの紹介でした。結構…いやかなり良い練習になるのでおすすめです。俺も今年の秋にはもう一回チャレンジしようと思っています。


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