UTMF2020の出走条件について思うこと
今週は絶賛UTMB週間ですね。
UTMBの結果も気になるけどUTMF2020のエントリー条件について分かっていること、新垣の予想など(自分も気になるので)を文字に起こしておく。
まず、2017年3月にUTMF公式からアナウンスがあった通り、2018~2020年のUTMFエントリー条件は最大3レースでITRAポイントを12以上を保有していることとなっている。
一方でD/Cさんの記事(2018.2.14)で、ITRAポイントの計算方法が変更になるというしょっぱいニュースが掲示されている。
新しい算出方法の適用は2019年のレースからなので、結構影響を受けるランナーが多いんじゃないのかなー、と思ったりする。
というのも新ITRAポイントの導入により、国内のメジャーなレースは獲得できるポイントが下がることが分かっている。ここで新ITRAポイントについて簡単におさらい。
大事なのは2ポチ目で、例えば74km、3670mD+のレース(フォレストレイル@岡山)だと「74+36.7=110.7≒111」となり、111というキロメートル・エフォートは3pに相当する(キロメートル・エフォートとITRAポイントの対応はD/Cさんの記事を参照ください(笑))。なんとこの大会は2018年までは4pが与えられていたのだが、3pに下がってしまうのだ。
ちなみにフォレストレイルだけではなく、ハセツネ2019もITRAポイントは3pになると公式HPで発表されている(2018年までは4p)。
ここでUTMFのエントリー条件を再度見てみると、最大3レースで12p以上であるため通常のランナーであれば
先のフォレストレイルやハセツネが3pしか得られないのなら、残り2レースで9ポイントが必要となり、しかもそれを2017年~2019年のレースで取得する必要がある。
これはトレイルランニングを始めたばかりの人、というか
にはなかなか、いや相当厳しいのではないだろうか。少なくとも2019年のレースでは70km前後のレースで得られるITRAポイントは3pがいいところで、100km前後のレースを完走してようやく4pを獲得できる。
ちなみに2018年まででITRAポイント5pを獲得できるレースとなればUTMF、信越五岳、ONTAKE、彩の国(他にもあるけど関東周辺のメジャーどころ)等々がある。完走することも難しいが壮絶なクリック合戦が控えている、スタートラインに立つことすら困難なレースが名を連ねる。
そんなわけでUTMF2020。トップ100に食い込むエリート選手は無用な心配だけど、俺を含めた一般ランナーからすれば、2018年・2019年大会と比較して出走条件が随分と厳しくなりそうな気がしている。
逆に言えば2017年と2018年の2年間で9p以上保有しておけば一安心で、2019年は70kmクラスのレースを1つ以上完走することで12pに届く。
しかし2017年と2018年で7p(ないし8p)しか保有していなくて
「2019年にガツンと5p(ないし4p)獲ったるどー!」
というランナーは計算方法変更の影響をモロに受けることになる。
もちろん、ITRAポイント計算方法の変更に伴い、UTMF2020のエントリー条件も見直される可能性はある。が、冒頭に記載した通り、公式HPで2020年までのエントリー条件を発表しているわけからやっぱり変更はないのかなーと個人的には思う。
UTMFを走りたいよー。
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UTMBの結果も気になるけどUTMF2020のエントリー条件について分かっていること、新垣の予想など(自分も気になるので)を文字に起こしておく。
まず、2017年3月にUTMF公式からアナウンスがあった通り、2018~2020年のUTMFエントリー条件は最大3レースでITRAポイントを12以上を保有していることとなっている。
一方でD/Cさんの記事(2018.2.14)で、ITRAポイントの計算方法が変更になるというしょっぱいニュースが掲示されている。
新しい算出方法の適用は2019年のレースからなので、結構影響を受けるランナーが多いんじゃないのかなー、と思ったりする。
というのも新ITRAポイントの導入により、国内のメジャーなレースは獲得できるポイントが下がることが分かっている。ここで新ITRAポイントについて簡単におさらい。
- レースで獲得できるITRAポイントは0~6pの7段階となる。
- 「コースの距離(km単位)」に「累積獲得高度(m単位)を100で割ったもの」を加えて四捨五入した数値(キロメートル・エフォート)によりITRAポイントが決定する。
大事なのは2ポチ目で、例えば74km、3670mD+のレース(フォレストレイル@岡山)だと「74+36.7=110.7≒111」となり、111というキロメートル・エフォートは3pに相当する(キロメートル・エフォートとITRAポイントの対応はD/Cさんの記事を参照ください(笑))。なんとこの大会は2018年までは4pが与えられていたのだが、3pに下がってしまうのだ。
ちなみにフォレストレイルだけではなく、ハセツネ2019もITRAポイントは3pになると公式HPで発表されている(2018年までは4p)。
ここでUTMFのエントリー条件を再度見てみると、最大3レースで12p以上であるため通常のランナーであれば
- 4-4-4
- 5-5-2
- 5-4-3
- 6-5-1
先のフォレストレイルやハセツネが3pしか得られないのなら、残り2レースで9ポイントが必要となり、しかもそれを2017年~2019年のレースで取得する必要がある。
これはトレイルランニングを始めたばかりの人、というか
- 2019年のレースだけで12p貯めようと思っていた人
- 2018年と2019年の2年間で12p貯めようと思っていた人
にはなかなか、いや相当厳しいのではないだろうか。少なくとも2019年のレースでは70km前後のレースで得られるITRAポイントは3pがいいところで、100km前後のレースを完走してようやく4pを獲得できる。
ちなみに2018年まででITRAポイント5pを獲得できるレースとなればUTMF、信越五岳、ONTAKE、彩の国(他にもあるけど関東周辺のメジャーどころ)等々がある。完走することも難しいが壮絶なクリック合戦が控えている、スタートラインに立つことすら困難なレースが名を連ねる。
そんなわけでUTMF2020。トップ100に食い込むエリート選手は無用な心配だけど、俺を含めた一般ランナーからすれば、2018年・2019年大会と比較して出走条件が随分と厳しくなりそうな気がしている。
逆に言えば2017年と2018年の2年間で9p以上保有しておけば一安心で、2019年は70kmクラスのレースを1つ以上完走することで12pに届く。
しかし2017年と2018年で7p(ないし8p)しか保有していなくて
「2019年にガツンと5p(ないし4p)獲ったるどー!」
というランナーは計算方法変更の影響をモロに受けることになる。
もちろん、ITRAポイント計算方法の変更に伴い、UTMF2020のエントリー条件も見直される可能性はある。が、冒頭に記載した通り、公式HPで2020年までのエントリー条件を発表しているわけからやっぱり変更はないのかなーと個人的には思う。
UTMFを走りたいよー。
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